激闘!VS タクシーのおっちゃん。そしてバタバタ、クスコ→チリ(サンティアゴ)への大移動。
なにやらセラやんはナスカの地上絵を満喫していたようですが、僕はいろんな意味で戦いましたw
ものすごい距離
マチュピチュを満喫した後に半端じゃない移動が待っていました。今度はチリのサンティアゴ!それがめちゃめちゃ遠い!半端じゃなく遠い。どれくらい遠いかと言うとこれくらい。
地図上では大したことないように見えますが直線距離でなんと約2200キロ、道路距離で2900キロ、ちなみに札幌市〜那覇市までで直線距離約2200キロだそうです、、、
ってくらい遠い道をバス移動。こんな一気に移動なんて誰かいるのかなとブログを探してみると、それがいないこと、いないことw
なんとか一人のツワモノさんがいた!!彼のブログを見ると
経路はクスコ→タクナ→アリカ→サンティアゴだそうです。
占めて移動時間、16+1+31=48時間!!
(パパーーン)🎉🎉
はぃ?
これに乗り継ぎまでの時間プラスでしょ、、、、
がしかしもう既にサンティアゴからブラジルのサンパウロまでの航空券は取ってある、、、
頭の中でいろいろなものが駆け巡りました。
行くしかない、、、のか、、、
さてこの旅、最大の難所。いざ行きます。
あの手この手でバス探し
12日マチュピチュ15:20分発の電車に乗り、オリャンタイタンボで乗り換えクスコのバスターミナルに着くこと19時過ぎ。
スペイン語しか通じない相手に行き先とバス時間を聞きまくる。
だがどこの会社もクスコ→タクナ は14時、もしくは14時半しかない。現在19時過ぎ。。。
他に方法はないのか聞きたいけど、日本語、英語は相手に一切通じない。
僕自身はスペイン語なんて一切わからない。 どーしよ。また街に戻って、明日出直しか、、、
話は脱線してしまうがふとこんなことを思い出した。
ある先輩と飲みに行った際に、語学の話になり、
『日本人は英語の知識はすっごい人、いっぱいいるけど、みんな使い方を知らないから外国人相手にやり取りできないよねww』
男同士なのでそれをドラクエに例えた。
みんなカバンには最強の剣、最強の盾(受け答えの決まり文句や単語・熟語)
をせっかく持ってる人いっぱいいるのに、使い方がわからないから、装備できなくて結局、木の棒に布の服の装備でラスボス(ネイティヴ、英語話者)と戦ってるよねww
お酒の席ながら、すばらしい例えだったと思う。
こんなことを思い出した。しかし今回は状況が違う。カバンを漁っても漁っても出てくるのは、、、いや木の棒すら出てこない。せいぜい紙くずくらいであろう。
でもじっとしておくわけにもいかないので、なんとか体当たり。でも何言ってるかわからない。あっちいけよみたいな雰囲気出すおっちゃんもいる。くそ!!!
うわぁぁぁぁ、やっぱだめかぁ。
と天を仰ぐと、何やら一生懸命説明してくれているおっちゃんが。
よーくよーく話を聞くと
クスコ→アレキパ→タクナ
クスコ→プーノ→タクナ
の経路があるとのこと。ぉぉぉおおおお!やればできるじゃん。なんとかなった!!!
そして到着時間の関係上、プーノへ行くことに!
21→5時半(8時間半)40ソル(約1400)
移動時間が長いことを考え、少し高めのバスを選択!やっぱシートが少しいい!
さてプーノへ着いたら今度はタクナ行きのバス探し。朝早かったのでなんとか見つかり、8時半→16時着。もちろん料金高めのバス40ソル(約1400)
今度はお金の問題が。どうしよう。ペルーの通貨がなくなってきた、、、下ろすのもいいけど手数料かかるの勿体無いし、余ったらまたそれはそれで面倒だし、、、
タクナ到着後、ペルーとチリの国境の町、アリカへ行くには到着したバスターミナルから別のターミナルへ移動しなければならないらしい。
ブログによると5ソル(180円くらい)でいけるらしいので聞いていて覚えた、(5)シンコ?シンコ?と聞くとうんと頷くおっちゃんが。とりあえずそのタクシーに乗る。
VSペルーのタクシー運転手
乗ってしばらくすると思い出したように(10)テン!テン!と言い出した。
はぁ?さっき5でいいって言ったじゃん。と思わず日本語で相手に食ってかかる。
8しかない。って見せたら(両替)カンビオ、カンビオとかって言い出した。
ふざけんなと思いつつ、8を渡す。経験上こう言う奴はないっていっても聞かないから持ってるお金すべてやることに。
そして到着後、出ると後をついてきてカンビオカンビオと両替の方に連れて行こうとする。あーめんどくさい展開になってきたぞ。警察呼ばれたら話できないし、外国人ということでこっちが不利になるぞ。
と思いしょうがなくUS20ドルを両替。そしたらおっちゃん両替のおばちゃんになにやらぶつぶつ言って5ソル持って行った。
さっき8あげただろ!!!!!そそくさといなくなるおっちゃん。
ちなみに5ソルと2ソルはすっごく似てるので現地の人でも間違える。(前にもあった)そのおっちゃんがわざとか本当に間違えたかはわからないが、、、
なんにも言えず悔しい思いをするw 結局13ソル(470くらい)
ペルーに行く際には2と5を相手にわかるように出しましょう
この揉め事も日本円にしたらすごく少額のお金だけど、これをよしとすると他の観光客も同じような被害に会いかねないし、現地の人も味をしめてもっと悪いことをしてしまうかもしれないので、現地の感覚でお金を扱うことって大事だなぁって改めて感じた体験でした。
でもこだわりすぎて大ごとになる場合もあるのでその時は諦めも肝心。その見極めがなかなか難しいのですが。。。(カンボジアでもおっちゃんと喧嘩しましたw)
別の問題発生→砂漠に囲まれた町
さて、気持ちを切り替えバス探し。やっぱりバス料金高かった。いい席で250ソル(約9000)ここから31時間予定。残り1週間。体調を崩したくないと奮発しました。ということで払おうと思ったら、お金が足りない、、、
バスターミナルのATMは持ってるカードとの相性が悪くてお金が下ろせない機械。
どうしよう。と考える間も無くタクシー乗り場に走ってました。街の中心部に行って、他のATMへ連れて行ってもらうことに。慣れって怖いなと密かに思うw
今度は行き帰りちゃんとした運転手の人で4ソル、5ソルで乗せてもらい、無事お金を払えました。ここでバス会社のおっちゃん最初はスペイン語で対応してたのに、お金を下ろして帰ってきたらなぜかすべて英語対応w しかもめちゃめちゃ親切。すげーーいい人だった。どたばた過ぎて写真は取ってないが使った会社はPullman Bus
おすすめです!w アリカから23:30分発のサンティアゴ行きを買いました。
そしてタクナの街並み。砂漠に囲まれた街。
砂漠に書かれた絵も。
タクナからアリカへはここから値段一律専用タクシーが出ていて、20ソルで行けます。アリカへ行く途中、国境があるため出国審査をし、そのままチリの入国審査をして、タクシーの乗客全員終了後アリカに向かうというシステム。出入国審査含めアリカまで約1時間。
出国は荷物のため写真が撮れませんでした。残念。でも砂漠に夕日が沈んで行く景色。
ウユニの鏡ばりの夕日も綺麗だったけど、また違う綺麗さ。時間があればタクナもゆっくり過ごしてみたかったなぁ。
いざチリへ
さっ、いよいよチリに入国!
無事入国も終え、いざアリカへ!
アリカに着くとまたターミナルを移動しなければなりません。でも今回は徒歩の距離。
この看板が移動先↓ 本当にすぐあります。
屋台で腹ごしらえしている時に声をかけてくれた若夫婦が言葉通じないの難しい!!って言いながらもすごく丁寧に案内してくれました。南米に来て思うのは言葉が通じなくても一生懸命案内してくれたり、説明してくれる人がたくさんいるなぁ。と人の温かさに触れてすごく暖かい気持ちに。
ここからいよいよサンティアゴへ向かいます。出発23時30
バスに乗る際はターミナル使用料のチケットを買い忘れずに!!
バスにはSuper Class☆☆☆☆☆と書いてます。
南米旅最高のバスの質でした。何よりもトイレがすっっっっっごく綺麗!臭くない!蛇口のステンレスが光ってる。南米バス旅をした人はこれでどれだけの質か想像できるでしょう笑
椅子も快適で移動もそんなに苦ではなかったです!本当に!!
むしろいろいろ行けてよかった。
時間がある方、飛行機よりは手間は取りますが、砂漠や海、そこに住む人たちも見ながらのバス移動おすすめです!!途中小さい町にもお昼休憩で降りますし。(乗務員が何言ってるかわからなくて降りるのは内心ドキドキでしたがw)
なにより安い!ご検討くださいませ。移動時間は、、、
まぁ細かいことは置いておいてw
そんなこんなでアリカから2回の荷物検査、3カ所30分休憩をはさみ、15日朝7時ごろ無事サンティアゴに着くのでした。
とりあえずサンティアゴ飯うま過ぎです。激ウマです。シーフード高いけど。。。