講師冥利に尽きる!
残すところ塾講師も来週の月曜の授業のみ!
今日で最後のクラスの1人の生徒が授業終わり近寄って来て一言。
『ちょうど先生の授業を受け始めたあたりに、学校も塾もほんとに嫌いだった。だけど先生のおかげで塾や勉強がほんとに楽しくなった。ありがとうございました。あー、帰りたくない、先生じゃなきゃやだ』って目を真っ赤にしながら、今にも泣きそうな顔で伝えてくれた。
思わず僕も泣きそうに笑
その子を担当したのは半年程度だったけど、そこまで思ってもらえていたなんてほんとにただただ驚いた。それと同時に今までの大変なこと全て報われた気がした。
正直、この約1年いろいろ大変だった。塾に入った後にわかったことなのだが、僕が入った当初、校舎の雰囲気も評判も他の校舎に比べると段違いで酷かったみたい。
入る会社間違ったかなって思ったほど。あの事務室の殺伐とした雰囲気。
人手不足でろくに指導もされないまま、授業を持たされ、授業してみるが、生徒からはぽかんとした表情。教えれば教えるほど混乱させてしまう。あのときの生徒たちの顔は今でも忘れない。
授業の他にも、僕が全く知らない、でもやらなければいけないことを
なんでやってないんだ!!!って感じで怒られたり、担当クラスの授業の雰囲気が悪いって怒られたり、、、他にもいろいろあったけど、めげずに頑張ってほんとによかった。って心から思う。
先生じゃないとやだって言ってくれる生徒が他にも何人かいて、短い期間だったけど、なんとか仕事を全うできたのかな。
やっと少しずつ要領だったり、コツだったりわかって来たときに他の仕事に移ってしまうのは残念だけど、この感動を味わえてよかったし、僕の野望に向けて頑張ろうかと思えた。英語教育を変える!!!生徒に宣言しましたw
昨日、今日と少し泣きそうになる近藤でした。
最後に会社の決まりごとのラインギリギリのお手紙を生徒たちに送ったのだが、いつかその言葉の意味を本当の意味でわかってくれる時が来てくれたら嬉しいな。
何年後かに立派な大人になった彼らにまた会いたいものだ。
帰り道ふと初めての旅の道中に言われた一言を思い出した。
(人の本当の幸せって対人の中からしか得ることができない)
今まさに僕は幸せなのだろう。